カードゲーム×ブロックチェーンの融合、Etherlegends

EtherLegendsは、物理とデジタルの資産を融合し、Elementeumというトークンで参加できるイーサリアム基盤のトレーディングゲームのプラットフォームとして話題を呼んでいる。

カードゲーム×ブロックチェーン

EtherLegendsは、ユーザーの物理的資産をデジタルアイテムに交換、そのアイテムをカードとして視覚化し、トレード・販売・プレイできるゲームを目指している。ブロックチェーンのすべての機能が利用できる世界規模のマーケットプレイスとして、ユーザーはトレーディングカードを入手することが可能になる。

イラストのアートセット、魅力的なデザイン、習得スキルがグラフィカルに表示されるゲームプレイなどを構想基盤とするこのゲームシステムには、イーサリアムブロックチェーンが活用されている。このプラットフォームには、拡張性やゲームのリリース対応を視野に入れて構築されている。その対応通貨としてイーサリアムが使用され、ゲーム取引と報酬システムを牽引する形となっている。

 

“ゲームプレイの未来型” Elementeumトークン

EtherLegendsは、プレイヤーとプラットフォームの間に存在する中間媒体を排除し、中央管理者を不要にすることで、コスト削減の推進を目指している。契約にはスマートコントラクトを使用するなど、イーサリアムブロックチェーンを活用するEtherLegends構想は、透明性とセキュリティ性を重要視している。だから、ゲーム結果の信用性や報酬管理などにおいては議論の余地はない、と考えられている。明確な認証を可能にした取引のため、偽造リスクや圧力がかけられた処理は排除される仕組みだ。

トークンであるElementeumは“ゲームプレイの未来”と期待されてきた。Elementeumトークンは常にすべての購入、報酬、取引のトランザクションを可能にしてくれる。Elementeumトークンは将来的に購入・販売が可能になる予定で、ゲームファンは自分のスキルを生かすことで更なる利益を生み出すことが可能になる。

Elementeumはカードを使用した全年齢対象のゲームで、1セットに多種多様な150枚のカードが含まれる。魅力的なデザインのカードゲームに引き寄せられたゲームプレイヤーたちは皆、家族や友達と遊べるこのカードゲームの虜となる可能性が高い。 Elementeumのデジタルプラットフォームは、フィジカル(物理)カードを、信頼性が高いイーサリアムブロックチェーンと繋げてくれる。そこでは、財産所有権が与えられている。

Elementeumマーケットプレイスでは、売買や資産トレード、報酬獲得、特別機能へのアクセス権取得などが可能だ。 Elementeumのデジタルマーケットプレイスにアクセスすると、ユーザーはカード購入やゲームプレイ、トークン収集、他機能のアクセスなどが可能になる。所有者はElementeumトークンを換金もでき、現金やその他の希望形式で所有することも可能だ。 プレイヤーは、ゲームプレイを主催したり、コンテストに参加したり、場合によっては、直接対決をすることもできる。一人のプレイヤーがアリーナ入場に利用できるチャンピオンは3人までで、プレイヤーが獲得した専門技能によりプライヤーの栄誉レベルが決定する。

 

デジタルゲームプレイの先駆者として

EtherLegendsは、ブロックチェーンのデジタルゲームプレイ分野で先駆者になることが期待されている。その目的達成のため、既に計画はスタートしている。まず最初にコンテンツの最適化、トランザクションの円滑化、デジタル報酬へのアクセスの簡易化、ブロックチェーン機能のシームレスな統合に焦点を当てている。さらに次の段階ではElementeumを運用通貨として使う競合他社ゲームへ導入されていくことが可能になるだろう。

コラボレーションの観点では、セキュリティ機能や自動化、ユーティリティー、UX最適化を目指し、EtherLegendsはブロックチェーンの主要開発者と技術協力関係を構築することになる。ERC20トークン対応のデジタルウォレットも装備しており、ユーザーはデジタル資産を保管が可能になり、必要に応じて送金や売却、交換などが可能になる。

EtherLegendsのプロモーターにとって、オープンソースプロトコルの使用は魅力的だ。「エレメンテウム」がマーケットシェアと評判を獲得するにつれ、ゲーム関連の分散型アプリ (DApps) が一般的になると見込まれている。開発中のEtherLegendsに関する詳細情報は、etherlegneds.ioで確認することができる。

Etherlegends
https://www.etherlegends.io/