基本用語シリーズ #3 ウォレットとは?

ウォレット

ウォレットとは

「ウォレット」とは、英語で財布を意味します。ブロックチェーンを活用した仮想通貨では、「仮想通貨を保存してくれる保管場所」のことを指しています。セキュリティ度が高い場所に預けるとで、資産を守ることができます。ただ、ウォレットに保管しておけば良い訳ではなく、セキュリティの特性や度合いなど特徴を理解して使いこなすことが必要です。大きく分けると4つに分類されます。

■オンライン(ウォレット)

インターネット上に保管できるウォレットです。オンラインを通してWEBサービスで資産を管理することを指します。「取引所」「オンラインウォレットサービス」などが該当しますが、これらは手軽に利用できる反面、セキュリティの脆弱性が懸念されています。

■デスクトップ(ウォレット)

デスクトップにソフトをダウンロードして、自身のパソコンのローカル環境で管理できるウォレットとなります。インターネットがなくても利用・管理でき、オンラインと比較しセキュリティの強いなどのメリットがあります。ただしデメリットもあり、パソコンがウイルスなどに感染したり、パソコンが故障すると管理できなくなるなどのリスクも想定されます。

■ハードウェア(ウォレット)

ハードウェアウォレットは、ネットに繋がっていない、あるいはアプリなどを保有していなくても「秘密のカギ」を管理できる端末のことを指します。オフライン管理なので、ハッキングされにくく、セキュリティは強固と言われています。

■コールドウォレット(ペーパーウォレット)

一番安全と言われている管理方法です。紙にパスワードなどの秘密鍵などを記載するので、オンラインで起こりうるリスクを最小限に減らすことができます。リアルで保存するメリットは大きいですが、紛失してしまったり、災害などの発生で焼失したり、擦り切れたりなどといった可能性も想定されます。