EMURGOと東京理科大学インベスト・マネジメントが提携

株式会社EMURGOは、東京理科大学インベスト・マネジメントとの提携により、2018年8月下旬から東京理科大学にてブロックチェーン技術を活用したハッカソンと、10月から学生・一般を対象にブロックチェーンをテーマとしたオープンカレッジを開催する。

東京理科大学でハッカソン、オープンカレッジ開催

ブロックチェーン技術は、注目される新技術だが、まだ一般に浸透しておらず、技術者は不足している状態。東京理科大学とEMURGOは、この共同主催教育プログラムであるオープンカレッジやハッカソンを通じて、ブロックチェーン技術の正しい理解の促進や人材の育成を推進していきたい考えだ。

ブロックチェーンの正しい理解促進と人材育成のために

EMURGOは、CardanoのベンチャービルダーとしてCardanoブロックチェーンのエコシステムを拡大することをミッションとしており、今回、有数の理系大学である東京理科大学の力借りて、優秀な学生と教授とともに日本におけるブロックチェーン技術教育を普及・促進することを目的に、今回の提携が実現。本件に関して、株式会社EMURGO 代表取締役社長 児玉健氏は以下のように述べている。

「当社と東京理科大学インベストメント・マネジメントの提携により、カルダノブロックチェーン技術を活用したオープンカレッジの講義やハッカソンイベントを通じて、学生や社会人の方々にブロックチェーンの正しい理解を促し、普及活動をできることを大変嬉しく思っています」。

また、東京理科大学インベストメント・マネジメント 代表取締役社長 片寄裕市氏は「EMURGOと提携し、第三世代のブロックチェーンに関する知見を東京理科大学のオープンカレッジ講義やハッカソンイベントに導入できることを嬉しく思っております。EMURGO社との共同プロジェクトを通じて、次世代を担うブロックチェーン技術者を本学から輩出し、社会イノベーションを実現できるよう尽力してまいります」と希望を語っている。

実施概要

ブロックチェーン技術を活用したハッカソン
多くのビジネスアイデアが生まれており、ブロックチェーン関連のテーマも増加傾向にある「ハッカソン」を通じて、ブロックチェーン技術を普及し、社会課題解決に貢献する。金融、サプライチェーン、ヘルスケア等におけるブロックチェーンの活用(テーマは自由)。参加者募集はEMURGOのTwitterとWebサイトで近日周知予定。
https://twitter.com/Emurgo_Japan

ブロックチェーン講座の実施
A:オープンカレッジでブロックチェーン実践講座を開設

~ブロックチェーン上でプログラミングによりアプリケーションを制作する等、実践的な内容。講座担当者は東京理科大学発のスタートアップ企業、株式会社Shinonomeの種市氏で、2018年10月頃開講予定。

B:東京理科大学ビジネススクールにおいて、ブロックチェーン関連の寄附講座を開設
~実ビジネス活用を目的とした包括的なブロックチェーン技術を講義する。2019年春学期~の開講を予定。

ユースケースの実証実験
ブロックチェーンを日々生活の中で使うサービスやシステムに導入したユースケースの実証実験を行う。テーマは検討中。

EMURGO
https://emurgo.io/
https://twitter.com/Emurgo_Japan

東京理科大学インベストメント・マネジメント
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